明治から大正にかけて活躍した教育者、農学者、倫理哲学者である新渡戸稲造の論文。初出は「精神修養」[精神修養社、1911(明治44)年]。前半では学問と常識による知識について述べられ、教育の目的が何であるか論じている。後半では仏国、英国、独逸の学校教育の現状から、日本の教育はどうであるか、また、教育者が注意すべきことは何なのか論じられている。