明治から大正にかけて活躍した教育者、農学者、倫理哲学者である新渡戸稲造の随筆。初出は1907(明治20)年。教育の目的とは何か。前半では、一般的に知られる「職業を求めること」を含めた5つの項目が挙げられ、海外や日本での教育や学問、身近な地域社会を例に述べられる。後半では、その教育法を3つに大別し、有名な物語を交えて説明がされる。著者の教育への先見がうかがえる作品。