
【2021年1月まで販売。以後1917~31統合版講話録に移行。】 一九二四年一月、グルジェフは三十五人の生徒を連れてフランスからアメリカへと向かい、ニューヨークなどでムーヴメンツの大掛かりな公演を行うほか、学院のアメリカ支部の設立に向けての活動を行った。この講話集第三編には、この初回のアメリカ訪問、およびその後の再訪での講話の記録を納めた。 フランスの学院での講話を集めた第二編に続き、頭・心・体の調和的発展を求める学院のアプローチの実践的な側面が詳細に語られる。 とくに重点的なトピックとして、自分に注意を向けることの難しさとリスク、頭と心の間での意思疎通の問題、機械的な考慮からの解放に向けての取り組み、人間が身の回りに作り出す「空気」とこの「空気」を通じての人と人の間での相互作用などが論じられるほか、よく知られた「二つの河」というモチーフをもって、全宇宙を貫く二つの流れと、それらとの関係における個人の立場が論じられる。また、ムーヴメンツ(舞踏)や音楽など、芸術をめぐる質疑応答の内容が豊富に収められている。 分量:約103,000字(単行本換算:約150ページ) 目次 第一部 アメリカ公演旅行(一九二